【2月29日 東方新報】北京市房山区が22日に発表した情報によると、ジャイアントパンダ国家保護研究センター北京基地の建設を開始し、2025年にオープンする予定だ。

 房山区の青龍湖森林公園(Qinglonghu Forest Park)に位置するこの基地は重慶貯水池に隣接し、森林と湖があり、ジャイアントパンダにとって適した生息地となっている。

 基地の第1期プロジェクトの面積は64.5ヘクタールで、40頭のジャイアントパンダやキンシコウ、レッサーパンダが飼育されるほか、文化交流センターも建設される。最終的には合計50頭のジャイアントパンダが導入され、面積は133.3ヘクタールに及ぶ。

 このプロジェクトは、人々とジャイアントパンダとの調和のとれた共存を達成し、ジャイアントパンダの保護と繁殖を促進することを目指している。(c)東方新報/AFPBB News