【2月24日 東方新報】ベルギーのペリダイザ動物公園(Pairi Daiza)は20日、同園で生まれた3頭のジャイアントパンダ、ティエンバオ(天宝、Tian Bao)と双子のバオディ(宝弟、Bao Di)とバオメイ(宝妹、Bao Mei)を今年、中国に返還すると発表した。

 動物園はフェイスブック(FaceBook)のアカウントに「当園の愛された3頭の『赤ちゃん』はみんなに愛されながら過ごしてきましたが、2024年には私たちを離れることになります」と投稿した。「彼らが旅立つことを想像するのは心が痛みますが、彼らの中国への帰還はパンダ保護の取り組みを前進させる助けとなるでしょう」と付け加えた。

 動物園では、ジャイアントパンダ3頭の誕生日会やお別れ会など特別なイベントを開催する予定だ。

 彼らの両親であるシンフイ(星徽、Xing Hui)とハオハオ(好好、Hao Hao)は2014年にベルギーにやってきた。ハオハオは2016年6月に雄のジャイアントパンダのティエンバオを、2019年8月に双子のバオディとバオメイを出産した。(c)東方新報/AFPBB News