5万年前のマンモス「ヤナ」 シベリアの大学で解剖
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【3月28日 AFP】ロシア・シベリア地方のヤクーチア(サハ共和国)のヤクーツクにある北東連邦大学で27日、5万年前のマンモスの死骸の解剖が行われ、その様子が生中継された。
解剖されたのは、同地域の永久凍土から昨年夏に発見された幼いマンモスの死骸。「ヤナ」と名付けられたこの個体は、これまでに発見されたマンモスの死骸の中でも最も保存状態が良いものの一つとされる。
その大きさは体重180キロ、体高120センチ、体長200センチ。「ヤナ」が発見されたヤクーチアのバタガイカ研究所周辺では、馬やバイソン、レミングなど、先史時代の動物の死骸も見つかっている。(c)AFP