【3月31日 AFP】テニス、マイアミ・オープンは30日、男子シングルス決勝が行われ、ヤクブ・メンシク(チェコ)が7-6(7-4)、7-6(7-4)で大会第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を下す番狂わせを起こし、優勝を飾った。

世界ランク54位のメンシクは、ツアー初制覇を果たすとともに、ジョコビッチのツアー通算100勝目を阻んだ。

大雨のため試合開始が約6時間ずれ込む中、メンシクはジョコビッチの最初のサービスゲームをブレークしてリードを奪い、ゲームカウント4-2まで優勢だったが、その後ブレークバックされた。

それでもメンシクはタイブレークで一挙に5-0とリードし、ジョコビッチは今大会初めてセットを落とした。

第2セットは一進一退の展開となったが、再び迎えたタイブレークで力強さが上回ったメンシクは、勝利を決めると背中からコートに倒れ込んだ。

37歳のジョコビッチと19歳のメンシクの対戦は、マスターズ1000大会の決勝では最大の年齢差での対決となった。(c)AFP