選手とチームがレース前にジョーダン氏悼む F1中国GP
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【3月23日 AFP】25F1第2戦中国GPで23日、決勝レースの前にドライバーとチーム代表がコースに集まり、20日に死去した元チームオーナーのエディー・ジョーダン氏を悼んだ。
巨大スクリーンでは、ジョーダン氏が愛するドラムを演奏するところなど、トラック内外での名場面を振り返る映像が流れ、同氏の華やかな人生をたたえた。映像が終わると、選手とチームスタッフは1分間の拍手を送った。
その後、アイルランドのバンドU2の「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」が流れる中、ドライバーたちはオープントップバスに乗り込んでパレードを行った。
ジョーダン氏は、競争の激しいF1の世界でプライベートチームのオーナーとして成功を収めた数少ない人物で、15年間でGP4勝を経験した。2005年にチームを売却した後も、テレビ解説者としてモータースポーツ界に深く携わった。
ジョーダン氏の創設したチームは、フォース・インディアやレーシング・ポイントなどの名称を経て、現在はアストンマーティンの名でレースに参加している。チームはマシンに、ハート型の葉の一つを赤く塗ったクローバーを描き、ジョーダン氏を悼んだ。(c)AFP