【3月22日 AFP】25F1第2戦中国GPは22日、スプリントが行われ、フェラーリのルイス・ハミルトンがポールポジションから勝利を飾り、チーム加入後初優勝を果たした。

ハミルトンはフェラーリに移籍してこれがわずか2戦目の中で、マクラーレンのオスカー・ピアストリを2位、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを3位に抑えてチェッカーフラッグを受けた。

フィニッシュラインを通過し、自身のカーナンバー44の巨大なバナーを掲げた上海のファンからの大歓声に包まれてマシンを降りたハミルトンは、勝利を喜びつつ「新しいチームに入り、新しいチームを理解することの難しさを人々は過小評価していると思う」「きょうは最高の気分で、スタートも良かった。プレッシャーは感じない。チームは勝利を追い求めていて、それが彼らにとって全てであることは分かっている」と語った。

メルセデスAMGの元チームメイトであるジョージ・ラッセルが4位、フェラーリの同僚シャルル・ルクレールは5位に入った。

レーシングブルズの角田裕毅が6位、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが7位に続き、総合首位に立つマクラーレンのンド・ノリスはペースに苦しんで8位に終わり、1ポイント獲得にとどまった。

フェルスタッペンは2位を走行していたが、残り5周でピアストリの猛追を受けると、16周目にヘアピンカーブでオーバテイクされた。(c)AFP