マイアミ連敗回避 VAR介入でドローに持ち込む
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【6月2日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は1日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミ(Inter Miami)は終盤のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入に助けられ、3‐3でセントルイス・シティSC(St. Louis CITY SC)と引き分けてホームでの連敗を免れた。
5月29日に本拠地でアトランタ・ユナイテッド(Atlanta United)に敗れていたマイアミは、ゴールを奪われるたびにリオネル・メッシ(Lionel Messi)とルイス・スアレス(Luis Suarez)がそれぞれ得点を挙げて追いつく中、68分にスアレスのオウンゴールでセントルイスに再びリードを許した。
また痛い敗戦を喫するかに思われたマイアミだったが、85分にはジュリアン・グラッセル(Julian Gressel)のロングボールにジョルディ・アルバ(Jordi Alba)が抜け出してゴールを決め、DRV・PNKスタジアム(DRV PNK Stadium)の観客を安どさせた。
いったんはオフサイドのフラッグが上がったものの、VAR検証のリプレー映像ではアルバがわずかにオンサイドだったため、そのままゴールは認められた。
その後マイアミは、マルセロ・ウェイガント(Marcelo Weigandt)の強烈なシュートが相手守護神の見事なセーブに防がれ、劇的な逆転勝利とはならなかった。
今季18試合を終えたマイアミはこれで勝ち点を35に伸ばし、イースタンカンファレンスの首位を守った。しかしながら消化試合数が二つ少ないFCシンシナティ(FC Cincinnati)が、2ポイント差の2位につけている。(c)AFP