【12月14日 AFP】ロシア国防省は14日、首都モスクワに向かっていたウクライナの無人機9機を、防空システムで撃墜したと明らかにした。

 この日は、ウクライナ侵攻開始以降では初めてとなる、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領による年末会見が開かれる予定で、無人機攻撃に関する発表は、その数時間前に行われた。

 同省は、「カルーガ(Kaluga)、モスクワ両州上空で、警戒中だった防空部隊がウクライナの無人航空機(UAV)9機を迎撃した」と発表した。

 モスクワのセルゲイ・ソビャニン(Sergei Sobyanin)市長によると、このうち1機は、同市の南西に位置するナロフォミンスク(Naro-Fominsk)付近で撃墜された。

 ソビニャン氏はテレグラムに「予備情報によると、破片が落下した現場での人的・物的被害はなかった」と投稿した。(c)AFP