【8月25日 AFP】ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ（Jamie Joseph）ヘッドコーチ（HC）は24日、W杯フランス大会（Rugby World Cup 2023）に臨む代表メンバーに退場者や負傷者が出ている中で、本番前の最後のテストマッチには心機一転して臨むと述べた。

　ニュージーランド出身のジョセフHCはこの日、伊トレビゾ（Treviso）で26日に行われるイタリア戦の登録メンバーを発表し、先月のサモア戦で一発退場となり2試合の出場停止処分を科されていた元主将のリーチマイケル（Michael Leitch）が先発メンバーに復帰した。

　一方、日本が12-35で敗れた先日のフィジー戦で、開始7分にレッドカードを受けたピーター・ラブスカフニ（Pieter Labuschagne）は、まだ出場停止中となっている。

　ジョセフHCはチームに退場者が出たことで「選手たちの自信に別の影響を与えた」としながらも、イタリア戦に向けて立ち直ると確信しており、「不運が続いたが、全ては過ぎ去り、もはや終わった」と述べた。

　さらに「われわれにはいくらかの幸運が訪れている。チームのコンディションに関して言えば、身体的には非常に良い状態だ」とし、「ここからラグビーを始めていかなければならない」と語った。

　日本は9月10日のチリ戦でW杯の幕を開け、同じプールDではイングランド、アルゼンチン、サモアと対戦する。

　イタリア戦に臨む日本のメンバーは以下の通り。

■先発メンバー

松島幸太朗（Kotaro Matsushima）
セミシ・マシレワ（Semisi Masirewa）
ディラン・ライリー（Dylan Riley）
長田智希（Tomoki Osada）
ジョネ・ナイカブラ（Jone Naikabula）
李承信（Lee Seung-sin）
流大（Yutaka Nagare）
姫野和樹（Kazuki Himeno）
福井翔大（Shota Fukui）
リーチマイケル
ヘルウヴェ（Uwe Helu）
ジャック・コーネルセン（Jack Cornelsen）
具智元（Jiwon Gu）
堀江翔太（Shota Horie）
クレイグ・ミラー（Craig Millar）

■控えメンバー

坂手淳史（Atsushi Sakate）
稲垣啓太（Keita Inagaki）
ヴァルアサエリ愛（Asaeli Ai Valu）
サウマキアマナキ（Amanaki Saumaki）
ベン・ガンター（Ben Gunter）
齋藤直人（Naoto Saito）
松田力也（Rikiya Matsuda）
中村亮土（Ryoto Nakamura）

(c)AFP