中国初の低軌道通信衛星コンステレーション、第1回海洋試験完了
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【6月27日 Xinhua News】中国の南中国海海域でこのほど、商業宇宙飛行事業を手掛ける銀河航天(北京)科技と複数の研究機関のスタッフが国内初となる低軌道ブロードバンド通信試験コンステレーションの第1回遠洋試験を完了した。試験は高・低軌道衛星と小型無人機(ドローン)の協調による通信カバー能力を検証し、将来的に遠洋でのより高品質なネットワーク通信を実現するためのデータの蓄積を目的としている。
西昌衛星発射センターは2022年3月、銀河航天が開発した低軌道ブロードバンド通信衛星6機を予定の軌道に投入することに成功した。軌道上で既に打ち上げられている同社の衛星と合わせて、中国初の低軌道ブロードバンド通信試験コンステレーションを構築した。(c)Xinhua News/AFPBB News