【6月22日 AFP】ロシア当局は22日、同国が一方的に併合したクリミア(Crimean)半島とウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州のロシア支配地域を結ぶ橋がウクライナによる攻撃で損傷したと発表した。

 ロシア政府が任命したクリミアの首長、セルゲイ・アクショノフ(Sergei Aksyonov)氏はテレグラム(Telegram)に「夜間にチョンガル(Chongar)橋に対する攻撃があった。犠牲者はいない」と投稿した。

 また、ロシア政府がヘルソン州知事に任命したウラジーミル・サリド(Vladimir Saldo)氏も、同州チョンガル近郊の橋がウクライナによる攻撃を受けたと主張し、橋に大きく空いた穴とみられる写真を公開した。

 ウクライナ軍は、ロシア側に占領されている領土奪還に向けた反転攻勢を強めている。クリミア半島に対してはここ数か月間、無人機などを使った攻撃が相次いでいる。(c)AFP