ベラルーシ大統領、ウクライナ国境に増派 侵攻参加は否定
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【3月2日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は1日、南部の対ウクライナ国境地帯への軍部隊の増派を指示したと発表した。ただし、軍事同盟国であるロシアのウクライナ侵攻には参加しない方針。国営ベルタ(Belta)通信が伝えた。
ルカシェンコ氏は国家安全保障会議で、国土防衛のため、兵士数百人、装甲車、迫撃砲などで構成される戦術戦闘群5個を南部に追加配備すると述べた。現地には現在、ヘリコプターや戦闘機が配備されている。
ウクライナへの派兵については「われわれの仕事ではない」と否定した。
また、西部のポーランドとの国境地帯にも派兵すると言明。「いかなる状況下においても北大西洋条約機構(NATO)軍によるベラルーシ領内への侵攻を許してはならない。いかに小規模なものであれ領内では作戦行動を認めない」と語った。
ルカシェンコ氏はウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対し、西部国境地帯に配備するため、地対空ミサイルシステムS400の追加提供を求めた。S400は南部国境地帯に既に配備されている。
ベラルーシでは2月27日、国民投票で憲法改正案が承認され、核兵器の領内配備と、ロシア軍の恒久的な駐留が可能となった。(c)AFP