【6月13日 CGTN Japanese】中国では、降雨や風の影響で土壌が流れ出てしまう「土壌浸食」の状況が改善されつつあります。

 中国水利部の発表によりますと、環境保全対策が進められる中、中国における土壌浸食の広さと強さはいずれも軽減しました。2020年、土壌浸食が発生した土地の面積は269万2700平方キロで、2019年より1万8100平方キロ減少し、減少幅は0.67%でした。1980年代に記録された土壌浸食面積の最高値と比べると、97万7600平方キロ減少しました。

 また、土壌浸食の強さにおいても、軽・中度の土壌浸食が発生した面積が占める割合は2019年より0.5ポイント上昇し、強度の高い土壌浸食の割合は下がったということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News