クリケットのバングラデシュ代表、NZ銃乱射事件に遭遇も難逃れる
発信地:クライストチャーチ/ニュージーランド
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【3月15日 AFP】バングラデシュ・クリケットボード(BCB)は15日、ニュージーランド南島クライストチャーチ(Christchurch)のモスク(イスラム礼拝所)で同日に発生した銃乱射事件で、同国代表チームが難を逃れて無事だったことを明らかにした。地元メディアは、複数の犠牲者が出たと伝えている。
BCBの広報担当者は、事件が発生した際にチームの大半がバスで現場のモスクを訪れ、建物の中に入ろうとしていたことを明かし、AFPの取材に対して「選手らは無事だ。しかし、精神的にショックを受けている。チーム全員にホテルにとどまるよう指示した」と述べた。
ある選手は自身のツイッター(Twitter)に、「チーム全員が銃撃から助かった!!! 恐ろしい経験だ。どうか私たちのために祈り続けてくれ」と投稿した。
またチームメートも「クライストチャーチのモスクで銃撃が起きた。きょうはアラーが私たちを救ってくれた」「本当に幸運だった。このような光景は二度と見たくない。私たちのために祈ってくれ」とツイートした。
一方、チーム関係者は「襲撃から逃れたところだ!!! 心臓の鼓動がひどく、至る所でパニックになっている!!」と投稿。
また、チームに帯同していたバングラデシュの英字紙デーリー・スター(Daily Star)の記者によると、チームがモスクに到着したときには銃撃のさなかだったという。
「バングラデシュの選手たちはパニックになりながらバスに逃げ込み、警告を受けて床に伏せた」 (c)AFP