【12月31日 AFP】2017-18スキージャンプW杯は30日、ドイツのオーベルストドルフ(Oberstdorf)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)開幕戦を兼ねた個人第8戦が行われ、2014年ソチ冬季五輪で2つの金メダルを獲得したカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)が今季初優勝を飾った。

 昨季のジャンプ週間で総合優勝に輝いたストフは、1本目こそ126メートルで5位だったが、2本目に137メートルを飛び、合計279.7点で優勝。今季W杯3勝を挙げている地元期待のリヒャルト・フライタク(Richard Freitag)を2位、同胞のダヴィド・クバッキ(Dawid Kubacki)を3位に抑えた。

 30歳のストフは集まった2万5000人のファンの前で「非常に難しいコンディションだった」と、激しい雨が降り注ぐ中で行われた競技を振り返った上で「カギは自分の仕事に集中することだった」と語った。

 ジャンプ週間は来月1日、第2戦が同じくドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で行われた後、戦いの場をオーストリアに移し、第3戦が同4日にインスブルック(Innsbruck)、最終戦が同6日にビショフスホーフェン(Bischofshofen)で開催される。(c)AFP