アルバニア代表監督、UEFAの処分は「間違っている」
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【11月14日 AFP】サッカーアルバニア代表のジャンニ・デ・ビアージ(Gianni De Biasi)監督が13日、没収試合となった欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選のセルビア戦について、欧州サッカー連盟(UEFA)の処分は厳しいだけでなく間違いだと主張した。
UEFAは、10月に行われたセルビア対アルバニアの一戦について、セルビアの3-0で勝利としながらも没収扱いとし、同国の勝ち点3をはく奪した。さらに、セルビアはホームで行われる2試合を無観客で行うよう言い渡されている。
この試合では、アルバニアの政治的な旗がピッチに投下されると、両チームの選手が殴り合いのけんかを始め、セルビアのファンが乱入する騒ぎとなった。
14日に行われるフランスとの親善試合を控えた記者会見に臨んだデ・ビアージ監督は、「われわれは肉体的にも精神的にも打撃を受けた」とコメントした。
デ・ビアージ監督は、「テレビで映像を確認したが、われわれにとって状況がどれほど深刻なものであったか、誰も把握しようとしていないと感じた」と語り、試合はアルバニアの勝利にするべきだったという見解を示した。
「ベオグラード(Belgrade)で起きたことについては忘れようと努力している。それよりも、われわれは未来を見据えたい」
(c)AFP