【9月4日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2013)は3日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-0、6-0でスペインのマルセル・グラノジェルス・プジョル(Marcel Granollers-Pujol)を下した。

 世界ランキング1位のジョコビッチは、同43位のグラノジェルス・プジョルをわずか79分で退け、準々決勝に進出した。

 2011年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2011)を含め、四大大会(グランドスラム)で6度の優勝を誇るジョコビッチは、4強入りを懸けて第21シードのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)と対戦する。全米オープンで準決勝に2度進出しているユーズニーは、レイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)とのフルセットに及ぶ試合を制して勝ち上がった。

 グランドスラムで18大会連続となる準々決勝進出を決めたジョコビッチは、試合開始からサービスゲームで25連続ポイントを奪うと、中盤からは15ゲームを連取し、ブレークのピンチも最終ゲームにわずかに1度迎えたのみで試合を制した。

 26歳のジョコビッチは、ここまで1セットも落とすことなく、7年連続となる全米オープンのベスト8入りを決めている。

 今季のグランドスラムでは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)で自身4度目となる優勝を飾った後、全仏オープンテニス(French Open 2013)では優勝したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に準決勝で、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)では決勝でアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れている。(c)AFP/Jim SLATER