スリランカLTTE戦闘員の処刑映像、本物と断定 国連特使
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ジャーナリストらによる人権団体「JOURNALISTS FOR DEMOCRACY」のスリランカ支部が提供した、スリランカ政府軍兵とみられる男(右)が、反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)」の捕虜を銃殺する映像(2009年1月撮影)。(c)AFP/JOURNALISTS FOR DEMOCRACY IN SRI LANKA

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【1月8日 AFP】英国のテレビ局が放映したスリランカ政府軍が捕虜となった反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)」の戦闘員を処刑する映像について、国連(UN)特使は7日、本物と断定し、処刑の経緯に関する公平な調査をスリランカ政府に求めた。
映像は、スリランカ内戦時に政府軍が、LTTEを制圧しかけていたころに撮影されたもの。英テレビ、チャンネル4(Channel 4)が前年8月に放映して物議をかもしたが、映像を調査したスリランカ人の専門家4人は、映像を偽物と結論付けていた。
この映像について、国連で超法規的・略式・恣意的な処刑問題を担当するフィリップ・アルストン(Philip Alston)特別報告者は、米国で活動する独立した立場の有資格専門家3人が再調査した結果、本物であるとの結論に至ったと発表した。
これに対し、スリランカ政府は8日、国連を「十字軍」に例え、事件を国際戦犯法廷にかけようと企んでいると非難。マヒンダ・サマラシンハ(Mahinda Samarasinghe)災害・人権相は、問題の映像は改ざんされたものだと主張している。(c)AFP
映像は、スリランカ内戦時に政府軍が、LTTEを制圧しかけていたころに撮影されたもの。英テレビ、チャンネル4(Channel 4)が前年8月に放映して物議をかもしたが、映像を調査したスリランカ人の専門家4人は、映像を偽物と結論付けていた。
この映像について、国連で超法規的・略式・恣意的な処刑問題を担当するフィリップ・アルストン(Philip Alston)特別報告者は、米国で活動する独立した立場の有資格専門家3人が再調査した結果、本物であるとの結論に至ったと発表した。
これに対し、スリランカ政府は8日、国連を「十字軍」に例え、事件を国際戦犯法廷にかけようと企んでいると非難。マヒンダ・サマラシンハ(Mahinda Samarasinghe)災害・人権相は、問題の映像は改ざんされたものだと主張している。(c)AFP