【8月22日 AFP】NBA、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)やミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)でプレー経験のあるエディ・グリフィン(Eddie Griffin)が21日、現地時間17日の深夜に起きた電車との衝突事故で死亡していたことが明らかになった。

 当局は、現地時間17日の午前1時30分頃にグリフィンの運転する自動車が踏切内に進入し走行中の電車と衝突、その影響で車は激しく炎上したと事故の詳細を明かした。またヒューストンの地元紙「ヒューストン・クロニクル(Houston Chronicle)」は、車内に取り残されたグリフィンの遺体は炎の影響で、身元を確認するのに歯の治療記録を使用するほど激しく損傷していたと報じている。

 グリフィンの死亡が伝えられたロケッツのオーナー、レスリー・アレキサンダー(Leslie Alexander)氏は「この悲劇によって我々は深い悲しみを感じている。心から彼の家族や友人にお悔やみ申し上げる」と語りまた、ティンバーウルブズの副社長を務めるケビン・マクヘイル(Kevin McHale)氏は「私たちはこの悲劇的な知らせを聞いて組織全体が深く悲しんでいる。彼を知っている人全員が彼を恋しくなるでしょう」と追悼の意を表した。

 2001年にドラフト1巡目(全体7位)でニュージャージー・ネッツ(New Jersey Nets)に加入したグリフィンは、2003年にロケッツに移籍し、2004年からはティンバーウルブズでプレーしていたが、コート外で多くの問題を起こして2007年3月17日に同チームを解雇されていた。(c)AFP