【4月26日 AFP】23-24NBAは25日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、王者デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)は112-105でロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)から逆転勝利を収め、勝ち上がりに王手をかけた。

 アーロン・ゴードン(Aaron Gordon)が29得点、15リバウンド、ニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)が24得点、15リバウンド、9アシストを記録したナゲッツは、第1クオーターにつけられた10点差をひっくり返し、対戦戦績を3勝0敗とした。

 ナゲッツはこれで、昨シーズンのカンファレンス決勝でのスイープ(4連勝)を含めレイカーズ戦は11連勝。また、7回戦制のプレーオフで0勝3敗から逆転突破したチームは過去に一つもない。

 一方でフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)とオーランド・マジック(Orlando Magic)はそれぞれ勝利を挙げ、3連敗を免れた。

 シクサーズはジョエル・エンビード(Joel Embiid)が50得点の活躍を見せ、125-114でニューヨーク・ニックス(New York Knicks)を下した。

 敵地で2連敗を喫していた中、エンビードは7本中5本の3ポイントを含むフィールドゴール(FG)19本中13本を沈めた。特に3点を追う中で迎えた第3クオーターには18点を稼ぎ出し、チームは13点リードで最終クオーターを迎えた。

 マジックは121-83でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に快勝し、戦績を1勝2敗とした。

 マジックはパオロ・バンケロ(Paolo Banchero)がチーム最多の31点、14リバウンドを記録た。

 キャバリアーズはFG成功率が39パーセントにとどまり、プレーオフでは最も大差をつけられた黒星を喫した。(c)AFP