【4月22日 AFP】米大リーグ(MLB)は21日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の大谷翔平(Shohei Ohtani)はニューヨーク・メッツ(New York Mets)戦で5号2点本塁打を放ってMLB通算176号とし、松井秀喜(Hideki Matsui)を抜いて日本人最多記録を更新した。

 大谷は3回、相手右腕エイドリアン・ハウザー(Adrian Houser)の2球目を捉え、右翼席に飛距離129メートルの一発をたたき込んだ。175本で並んだ12日以降は29打数11安打、二塁打3本を記録しながら、本塁打からは7試合連続で遠ざかっていたが、ついに松井の記録を更新した。

 ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)で2009年にワールドシリーズ最優秀選手(MVP)に輝いた松井は、MLB10シーズンで記録をつくったが、大谷は7シーズン目での記録更新となった。この日は2打席目以降も2出塁し、チームも10-0で快勝。この試合を終えての打率.368、35安打、11二塁打はいずれもリーグトップとなっている。

 大谷は試合後、「早く打ちたいと思っていたので、安心と喜びがある」とコメントした。(c)AFP