【10月24日 CNS】中国の大手求人情報サイト・智聯招聘(Zhaopin)がこのほど発表したホワイトカラーに対する求職調査報告によると、2017年秋の全国37主要都市ホワイトカラーの平均月収は7599元(約12万9000円)で、夏の調査時より3%伸びている。

 地域別では、北京(Beijing)が引き続き首位で9900元(約16万8000円)。2位の上海(Shanghai)、3位の深セン(Shenzhen)、4位の杭州(Hangzhgou)に順位の変動はないが、寧波(Ningpo)が広州(Guangzhou)を抜いて5位となり、前回で13位だった海口(Haikou)が7位にまで上がった。

 同報告によると、新たに国から主要都市として認定された地域が人材を引きつけ、当地に留まらせるために給料の水準や手当関連の政策を強化しており、これらの都市の平均月収水準が上がった影響がみられると分析している。

 技術系や資金調達支援などの業種を除いては、多くの企業は発展段階にあり、経験を重ねた先進的な管理能力を持つ人材が不可欠となっている。企業が高い代価で管理職となる人材を採用しようするのは、自然な流れだ。