【7月29日 AFP】米大リーグ(MLB)は28日、今季二度目の禁止薬物使用により、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)の投手ヘンリー・メヒア(Jenrry Mejia)に対して162試合の出場停止処分を科した。

 25歳のメヒアは、4月に運動能力向上剤の使用により80試合の出場停止処分を受け、今月12日に復帰していた。

 今回、メヒアからはアナボリック・ステロイド(anabolic steroid)のスタンゾロール(stanozolol)とボルデノン(boldenone)の陽性反応が出たと伝えられている。

 運動能力向上剤の使用による処分では、昨季のアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)に並びMLB史上最長の出場停止となっている。

 昨季もメッツで28セーブ、防御率3.65の成績を残したメヒアは、今季はセットアッパーとして登板しており、7回3分の1を投げて被安打4、7奪三振、2四球の成績を残している。(c)AFP