乳がん遺伝子持つ喫煙者、肺がんリスクも約2倍に 英研究
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■159万人が肺がんで死亡、5人に1人
国連世界保健機関(World Health Organization、WHO)の付属機関である国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)によると、がん関連死で最も大きな割合を占めているのが肺がんだという。また2012年には、がんで死亡した人のほぼ5人に1人に相当する159万人が、肺がんで死亡したと推定されている。
研究を率いたリチャード・ホールストン(Richard Houlston)氏は「死亡率を減少させるためにわれわれがすることができるただ1つで最大のことは、人々を説得して喫煙を止めさせることだというのは周知の通りであり、また潜在的な遺伝リスクを持つ人々ではこれがさらに重大な意味を持つことを、われわれの新たな研究成果は明らかにした」と述べている。(c)AFP/Mariette LE ROUX