南極への安易な「観光」に苦言、仏極地研究所長
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■今度は中国砕氷船が立ち往生
しかし今度は雪龍号が氷で身動きが取れなくなっており、救助が必要になる可能性があることから、オーストラリス号が付近で待機している。
ショカリスキー号の救助活動では、10月から3月までの南極の夏の間にデュモン・デュルビル基地に物資を補給するフランスの砕氷船ラストロラーブ(L'Astrolabe)号も1週間にわたって支援した。
アカデミック・ショカリスキー号の旅は1911~14年のオーストラリア人探検家ダグラス・モーソン(Douglas Mawson)卿の探検ルートをたどるものだった。フルノ氏はこれについて、「科学的見地からすれば、何かを記念するこうした探検には何の利点もない」と述べた。