【4月4日 MODE PRESS】イタリアの高級ブランド「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」のレナート・セメラリ(Renato Semerari)最高経営責任者(CEO)は、ブランド再編による若者層へのアピール強化に自信を示した。

 再編の一環としてセメラリは2015年、「エミリオ・プッチ(Emilio Pucci)」でクリエーティブディレクターを務めたピーター・デュンダス(Peter Dundas)を起用し、伊フィレンツェ(Florence)に本拠を置くブランドのイメージを刷新している。

 このブランド戦略について、昨年CEOに就任したセメラリはファッション情報サイトWWD.comに対し、「重要なメッセージだった。若い顧客をターゲットに既製のデイウエアを増やしたが、反応は割れた。2月のショーではずいぶん良くなった」と述べた。

「これからどうなるかは、じきに分かるだろう。だが、ある若い女性からのメッセージにあったデイウエアとイブニングウエアのバランスについては今後も調整を続けるし、高級品部門に関しては強化してきた。メディアや顧客の反応は好意的だ」 (c)Bang Showbiz/MODE PRESS