【5月7日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のマイケル・カーター・ウィリアムス(Michael Carter-Williams)が、2013-14シーズンの新人王に輝いた翌日の6日、右肩の手術を受けたことが明らかになった。

 カーター・ウィリアムスは、ニューヨーク(New York)の病院で関節唇の修復術に臨み、セブンティシクサーズのサム・ヒンキー(Sam Hinkie)球団社長は、来季開幕前に「療養期間を最大限に」確保することができるとコメントしている。

 昨年のNBAドラフトでセブンティシクサーズに全体11位で指名されたカーター・ウィリアムスは、初年度で1試合平均16.7得点、6.3アシスト、6.2リバウンドを記録した。

 新人選手のなかですべてのカテゴリーでトップに立ったのは、1950年以降で3人しかおらず、カーター・ウィリアムスの成績は、1961年のオスカー・ロバートソン(Oscar Robertson)氏、1976年のアルヴァン・アダムス(Alvan Adams)氏に続いての快挙となった。

 新人選手として1試合平均16得点、6リバウンド、6アシスト以上のシーズン成績を残したのは、これまでロバートソン氏とマジック・ジョンソン(Magic Johnson)氏だけで、カーター・ウィリアムスは、この偉業を成し遂げた史上3人目の選手にもなっている。

 スティールでも今季の新人最高となる1試合平均1.86個を記録し、リーグ全体で6位に入ったカーター・ウィリアムスは、北米メディアの記者投票で124票中104票の1位票を集め、合計569ポイントを獲得した。(c)AFP