【4月16日 AFP】24-25NBAは15日、各地でプレーオフ進出を決めるプレーイン・トーナメントが行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズは121-116でメンフィス・グリズリーズを下し、プレーオフに駒を進めた。

ジミー・バトラーが38得点、ステフェン・カリーが3ポイントシュート6本を決めるなどして37得点の活躍を見せた。

ウォリアーズは一時最大20点差をつけながら後半に反撃を許し、終盤にはリードを奪われたが、ギアを上げたカリーが第4クオーターだけで15得点を挙げてチームを勝利に導いた。

ウォリアーズはプレーオフ初戦で第2シードのヒューストン・ロケッツと対戦する。

バトラーは試合後、カリーの第4クオーターの働きがチームを救ったと称賛し、「あれこそ、まさにバットマンってやつだ。常に助けに来てくれる」と話した。

「(カリーがいれば)どんな試合でも、絶対に勝負が決まったとは言えない。彼は本当に落ち着いていて冷静だし、勝利をつかむ上で大きな存在だった」

一方のグリズリーズは、あと一歩まで迫った後半の猛追も実らず、悔しさの残る敗戦となった。第3クオーターには、ジャ・モラントが足首をひねって一時コートを離れるアクシデント。勢いに乗りかけていたチームは、ここで貴重な流れを失ってしまった。

グリズリーズはデズモンド・ベインがチーム最多の30得点、モラントが22得点を記録した。

グリズリーズは、16日に行われるサクラメント・キングス対ダラス・マーベリックスのプレーイン勝者と対戦し、ウエスタンカンファレンスのプレーオフに進出する最後の一枠を争う。(c)AFP