【4月15日 AFP】2026年にイタリアで行われるミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪・パラリンピックの聖火トーチが14日、ミラノと大阪で開かれた同時イベントでお披露目された。

イタリアのカルロ・ラッティ氏がデザインしたトーチは、ミラノのトリエンナーレ・デザイン美術館と大阪・関西万博のイタリア館で初公開された。

大阪のイベントにはパラリンピックの陸上100メートル女王マルティーナ・カイローニ選手と、2014年ソチ冬季五輪でフィギュアスケート女子の銅メダルに輝いたカロリーナ・コストナーさんが出席した。

トーチの重さは1060グラムで、色は五輪用がライトブルー、パラリンピック用がブロンズとなっている。

聖火は11月26日にギリシャ・オリンピアのヘラ神殿で採火された後、アテネで12月4日に引き継ぎ式が行われる。

その2日後にイタリア・ローマで聖火リレーがスタートし、国内を巡りながら五輪開会式前日の来年2月5日にミラノに到着する予定だ。(c)AFP