【4月14日 AFP】24-25イタリア・セリエAは13日、第32節の試合が行われ、ラツィオとASローマの首都ライバル対決は1-1の緊迫したドローに終わり、欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて両者ともに譲らなかった。

ラツィオは後半開始直後の47分にアレッシオ・ロマニョーリが完璧なヘディングシュートを決め、地元の誇りを守るとともにトップ4に近づくかと思われた。それでもローマは69分、マティアス・スーレが見事なワンタッチシュートを決め、試合を優位に進めていたラツィオから勝ち点1を奪った。

ラツィオは4位ユベントスと3ポイント差の6位にとどまったが、シーズン最終節まで激しいトップ4争いが続く可能性もある。一方のローマは、ユベントスと5ポイント差の7位となっている。

ローマダービーの引き分けに加え、フィオレンティーナとパルマがスコアレスドローに終わったことで、3位アタランタにとっては完璧な一日となった。

アタランタはこの日、5位ボローニャを2-0で下し、その差を4ポイントに広げている。マテオ・レテギが開始早々の3分に得点したが、リーグ戦ここ3試合で無得点の黒星を喫していたアタランタにとっては、リーグ戦のホームゲームでは2月初旬以来の得点となった。また、リーグ戦でのホーム白星は、昨年のクリスマス前以降では初めてとなった。(c)AFP