21匹の犬が餓死寸前…韓国・放置して転居した40代男に有罪
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【04月13日 KOREA WAVE】飼っていた犬を21匹まで繁殖させ、管理できなくなるや放置して引っ越した被告の男(44)に、ソウル北部地裁は動物保護法違反の罪で懲役6月・執行猶予2年・罰金100万ウォン(約10万円)の判決を言い渡した。
男は2024年2月24日、ソウル・東大門区(トンデムング)の自宅に飼育中の犬21匹を放置し、食事も与えないまま転居した。
通報を受けた警察が同月29日に保護するまで5日間、犬たちは無人の家に閉じ込められ、3匹が死亡。餓えた他の犬が死骸を食べていたという。
捜査の結果、男は2020年から自宅で1組の犬を飼い始めたが、避妊・去勢などをしなかった結果、次々に子犬が生まれた。糞尿処理や餌代の負担が増し、管理できなくなったという。
地裁は「明らかに適切な保護措置を怠った重大な動物虐待行為。きわめて悪質だ」と指弾。一方で「現在は犯行を全て認め、反省の意を示していることなどを考慮した」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News