韓国発キャラ「ムノ」が日本上陸…ポップアップで日本ファンに急接近
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【04月11日 KOREA WAVE】韓国の大手通信会社「LG U+(LGユープラス)」が代表キャラクター「ムノ(MOONO)」を前面に押し出し、グローバルなIP(知的財産権)事業の拡大に乗り出した。最初のターゲットは、キャラクター産業が発達している日本だ。
LG U+は今月9~22日、横浜ショッピングモール「ロフト(LOFT)」でムノのグッズを販売するポップアップストアを運営している。その後、5月2日からは東京・池袋のロフトへと拡大する予定だ。
これに先立ち、LG U+は2月から名古屋、札幌、大阪、福岡など主要都市でムノのポップアップストアを順次展開しており、累計来場者数は4万人を超えた。
今回のポップアップストアは、日本の製造会社がムノのIPライセンスを取得し、グッズを直接制作した初の事例だ。現地生産の体制を通じて、今後のIP輸出拡大の足がかりを築いたとの評価がなされている。
2020年に公開されたムノは「挑戦しながら成長する社会人1年目」というコンセプトで、幅広いファン層に支えられ、5年間で関連売り上げが450%以上成長した。2023年には大韓民国コンテンツ大賞キャラクター部門で文化体育観光相賞を受賞し、アメリカの「ライセンシング・エキスポ」にも参加するなど、グローバル展開を続けている。
LG U+は、日本での反応をもとにムノのブランド認知度を高め、ライセンス輸出および国内事業の活性化の機会を模索する。
LG U+のIMC担当キム・ダリム氏は「ムノのグローバルポップアップストアの運営は、単なる売り上げ拡大を超えて、海外へのIP輸出および国内事業の活性化の基盤を築くための戦略的な試みだ。今後もムノを世界的なキャラクターブランドへと成長させるために、ブランド体験を創出していく」と語った。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News