【4月8日 AFP】24-25イタリア・セリエAは7日、第31節の試合が行われ、2位ナポリは1‐1でボローニャと引き分け、首位インテルとの勝ち点差を縮めることに失敗した。

ナポリは敵地で18分にアンドレフランク・ザンボ・アンギサが先制点を挙げたが、後半に勢いを増したボローニャは64分、ダン・エンドイェがクロスをバックヒールで合わせて同点弾を決めた。

首位インテルは5日に2点リードからパルマと2‐2で引き分けており、この結果ナポリとの勝ち点差は3のままとなった。

このポイント差は、8日に欧州チャンピオンズリーグ準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦を控えるインテルにとっては励みとなる。チームは厳しい日程に加えて、欧州大会やACミランと対戦するイタリア杯の準決勝が控えている。

ナポリの今季残りの7試合はすべて下位クラブとの対戦だが、インテルはチャンピオンズリーグ出場権を目指すボローニャやASローマ、ラツィオと対戦しなければならない。

一方でボローニャも、6日にラツィオに敗れたアタランタを上回って3位に浮上することができず、4位にとどまっている。(c)AFP