【4月8日 AFP】米大リーグ(MLB)で昨季のワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースが7日、ホワイトハウスを表敬訪問し、ドナルド・トランプ大統領と面会した。トランプ氏は、大谷翔平やムーキー・ベッツらを筆頭にチームが「伝説的」なシーズンを送ったと称賛した。

昨年10月のワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースを4勝1敗で破り、球団史上8度目の優勝を果たしたドジャースは、スターぞろいの選手陣の大半が今回の表敬訪問に参加した。

トランプ氏はイーストルームで、「伝説的なシーズンを祝福したい。非常に注目して見ていた」と述べ、2024年シーズンの総括として複数選手の功績をたたえた。

特に史上初のシーズン50本塁打、50盗塁を記録した大谷について、「1シーズンでの40本塁打、40盗塁はわずか6人しかいない快挙だが、全会一致でナ・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた大谷翔平は、それを超える史上初の50-50クラブのメンバーとなった」とし、「本当に驚異的だ」と称賛した。

また、MLBで最も有名なアフリカ系米国人選手のベッツについても言及。「彼は素晴らしい選手だろう?」「言いたくはないが、彼がボストン(・レッドソックス)にいたときに見ていた。あのトレードはよくないと思っていたが、その通りになった」と述べた。

一方、主な選手では、ワールドシリーズMVPのフレディー・フリーマンが、足首のけがの回復を目指している中で、今回の遠征には同行しなかった。(c)AFP