【4月6日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンは5日、MFジャマル・ムシアラがハムストリングを断裂し、当面の間戦線離脱すると発表した。チームは負傷者が続出しており、問題が深刻化している。

22歳のムシアラは、4日に行われたFCアウクスブルク戦の後半に左太ももの裏を押さえながらベンチに合図を送り、途中交代となった。

クラブはムシアラの回復期間について具体的な数字を提示しなかったが、国内メディアは深刻な断裂のため6～8週間の欠場が見込まれると報じている。

現在のバイエルンは複数の選手が離脱しており、DFのアルフォンソ・デービス、ダヨ・ウパメカノ、伊藤洋輝はそれぞれシーズン絶望のけがを負っている。また、GKマヌエル・ノイアーやFWキングスレイ・コマン、MFアレクサンダル・パブロビッチも離脱期間が不明となっている

チームは今後、国内リーグとチャンピオンズリーグで重要な局面を迎える。チャンピオンズリーグでは8日にインテルとの準々決勝第1戦、16日には第2戦が控えており、残り6試合のリーグ戦では、2位バイヤー・レバークーゼンと勝ち点差が6となっている。

また欧州シーズン終了後には、米国で行われるクラブW杯の出場も控えている。(c)AFP