【4月6日 AFP】25F1第3戦日本GPは6日、決勝が行われ、レッドブルで総合4連覇中のマックス・フェルスタッペンがポールトゥウィンで今季初勝利を挙げた。レッドブルでのデビュー戦となる角田裕毅は12位でフィニッシュした。

マクラーレンのランド・ノリスが2位、同じくマクラーレンのオスカー・ピアストリが3位に入った。

これでフェルスタッペンは4年連続の日本GP優勝で、ドライバーズ選手権で首位に立つノリスとの差も1ポイントに縮めた。今季3戦を終えてノリスが62ポイントでトップにつけ、フェルスタッペンが61ポイントで2位、ピアストリが49ポイントで3位に続いている。

フェルスタッペンは「厳しいレースだった。マクラーレン勢が非常に激しくプレッシャーをかけてきた」と振り返り、「とても楽しかったが、タイヤをプッシュするのは簡単ではなかった。非常にうれしい」と続けた。

フェラーリのシャルル・ルクレールが4位、メルセデスAMG勢のジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリがそれぞれ5位と6位となった。フェラーリのルイス・ハミルトンが7位。レーシングブルズのアイザック・ハジャーが8位、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンが9位、ハースのオリバー・ベアマンが10位に続いた。

角田は14番グリッドから出て12位だった。角田と交代でレーシングブルズに降格したリアム・ローソンは17位となった。

コースレコードでポールポジションを獲得したフェルスタッペンに次ぐ予選2番手だったノリスは、予選で勝負が決まったと話し、「マックスに対して自分たちにできることは何もなかった」と語った。

マクラーレンは2人が表彰台に上がったことで、首位につけるコンストラクターズ選手権で2位メルセデスとの差を36ポイントに拡大している。同選手権はメルセデスが75ポイントで2位、レッドブルが61ポイントで3位となっている。(c)AFP