【4月6日 AFP】25F1第3戦日本GPでレッドブルデビューを迎えた角田裕毅が、Q2敗退となった5日の予選について「悔しい」と話した。

角田はリアム・ローソンに代わって開幕わずか3戦目でレッドブルに昇格。しかし同チームで初の予選は、ローソンよりも一つ下の15番手でQ2敗退となった。

フリー走行ではいい走りを見せていたが、この日は「うまくまとめられなかったことが残念」で「悔しい」結果となった。

「最終アタックのウオームアップが思った通りにいかず、特にセクター1がかなりよくなかった。まだ学んでいるところで、ウオームアップはうまくいったと思っていた。少しは影響があるかもしれないとは考えていたが、思った以上にそこがかなり響いた」

それでも角田は、結果は振るわなかったが「マシンに対しては自信を持っている」と話し、「マシンを理解でき始めているのはいい部分だと思う。フリー走行の1回目と3回目は手応えがあったし、きょうも最初はよかった。とにかく最後のラップだけが残念だった」と振り返った。

チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏も、角田の決勝での巻き返しに期待し、「ユウキにとっては不運だった。セクター1でコンマ数秒を失い、Q3のチャンスを逃してしまった」「週末を通じてうまく慣れてきているし、あの場面まではずっといい走りをできていた。だから、あしたもいいレースをしてくれるはずだ」とコメントしている。(c)AFP