桜祭りの「2万5000ウォンのスンデ炒め」とされるものの写真。スンデが6つ入っていたというSNSキャプチャー(c)MONEYTODAY
桜祭りの「2万5000ウォンのスンデ炒め」とされるものの写真。スンデが6つ入っていたというSNSキャプチャー(c)MONEYTODAY

【04月03日 KOREA WAVE】韓国・済州島(チェジュド)の代表的な春のイベント「全農路(チョノンロ)桜祭り」で販売されたスンデ(韓国風豚の腸詰め)の炒めものが高すぎるとしてSNSで炎上している。

SNSスレッドに3月28日、「済州桜祭りで2万5000ウォン(約2500円)のスンデ炒めを食べた」とのコメントと1枚の写真が投稿された。映っていたのは6切れほどのスンデが盛られた一皿だった。

投稿者は「毎年この話題が出る理由がわかった。来年は絶対行かない。もう、だまされない」と怒りをあらわにした。

これに対して、ネットユーザーも激しく反応。「バーベキューもぼったくり価格だった。済州の業者じゃなくて、本土(韓国内地)から来た業者らしい」など非難の声が続いた。

また、別のユーザーも「夜市の屋台は、農協や婦人会など地元団体が運営しているのを除けば、ほとんどが本土の業者だ」として祭りのもうけ主義に警鐘を鳴らした。

こうした「イベント価格」を巡る論争は毎年のように発生。昨年は慶州(キョンジュ)桜祭りで販売された1万5000ウォン(約1500円)のタッカンジョン(甘辛揚げ鶏)や、ソウル・汝矣島(ヨイド)桜祭りで売られた肉がたった3切れで1万ウォン(約1000円)のチェユク丼(豚焼き肉丼)がネットをにぎわせた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News