【3月29日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)は28日、ポルトガルとモロッコとの共催で2035年の女子W杯招致を目指すと表明した。

RFEFは近年、競技外でのスキャンダルが重なっており、組織のイメージ回復に務めている。

ルイス・ルビアレス前会長は2023年の女子W杯オーストラリア大会でスペインが優勝した後、同国代表のスター選手ヘニフェル・エルモソにキスを強要した問題で、同9月に辞任に追い込まれた。

暫定的にルビアレス氏の後を引き継いだペドロ・ロチャ氏も、職務を逸脱したとして停職処分を受け、2024年12月からはラファエル・ロウサン氏が会長を務めている。

スペインは2030年の男子W杯でもモロッコとポルトガルとの共催が決まっている。2030年大会は、第1回大会から100周年記念として、グループステージがウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイで行われる異例の形式となっている。(c)AFP