【3月29日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のメンフィス・グリズリーズは28日、チームのプレーオフ進出が確実視されている中で、6シーズン指揮を執ったテイラー・ジェンキンス・ヘッドコーチ(HC)を解任した。

グリズリーズのゼネラルマネジャー(GM)を務めるザック・クレイマン氏は、声明で「テイラーの指導の下で選手たちが着実に成長し、総合的な成功を収めてきたことを踏まえると、難しい決断だった。今後の成功を心から願っている」と述べた。

グリズリーズは現在44勝29敗でウエスタンカンファレンス5位につけ、プレーオフ進出をほぼ確実にしている中での電撃解任となった。

ここ5試合では4敗を喫していたものの、ジェンキンスHCの職が危ぶまれるような兆候は特になかった。

40歳のジェンキンス氏は2019年に就任。1年目にプレーオフ進出を逃した後、2020-21シーズンからは3季連続でチームをポストシーズンに導いたものの、昨季はレギュラーシーズンで敗退した。(c)AFP