【3月28日 AFP】(更新)ミャンマー中部で28日、大きな地震が発生した。首都ネピドーでは道路がひび割れ、建物が損壊した。また隣国タイでも交通などに障害が出た。

米地質調査所(USGS)によると、28日午後に発生した地震の規模はマグニチュード(M)7.7、震源はサガイン市北西だった。数分後、同じ地域でM6.4の余震も発生した。

この地震によりタイでも被害が出た。警察と医療関係者は、首都バンコクで建設中の30階建てのビルが崩れ、作業員43人ががれきの中に閉じ込められたと発表。その後の政府発表で、少なくとも3人死亡が確認された。

北部チェンマイの76歳の住民は「これまでに経験した中で最も強い揺れだった」と述べた。

中国南西部の雲南省でも揺れが感じられた。当局は地震の規模をM7.9としている。(c)AFP