オンラインコミュニティキャプチャ(c)news1
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【03月27日 KOREA WAVE】韓国・大田(テジョン)にある学生街のコンビニ店主が、店内で野良猫を保護していることを問題視する客の通報に対抗して「揚げ物の販売をやめる」と告知した。

最近オンラインコミュニティで大田市内のフランチャイズ系コンビニに掲示された案内文の写真が拡散した。そこには「とても熱心に通報してくださったおかげで、明日(18日)から揚げ物の販売はいたしません。揚げ物よりミッツの方が大切ですから」とある。「ミッツ」は店主が保護している野良猫の名前だ。

この告知を巡ってネットユーザーたちの反応は大きく分かれた。

一部は「問題にすることじゃない。売り上げの一部を諦めるのは店主の自由」「嫌なら行かなければいい」「クレームを入れて販売中止になった。何が問題?」と店長を支持した。

一方、「客と意地の張り合いをしているように見える」「おにぎりやラーメンは売ってる。揚げ物だけやめて意味があるの?」と対応に疑問を呈する意見もある。

韓国の食品衛生法は、飲食店やカフェなど「食品接客業」と動物が出入りする営業施設は区分する必要がある。しかし、ほとんどのコンビニは「総合小売業」に分類され、飲食業に当たらないため動物の出入りに対する規制は緩いのが現状だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News