桜の開花期迎えた中国武漢市 ビザなし入国の外国人が160%増に
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【3月26日 CGTN Japanese】中国中部にある湖北省武漢市では市内各所が最近、桜の満開期を迎え、観光客が殺到しています。外国人観光客も多くいます。
武漢出入境検査場によれば、3月1~17日に武漢天河空港から出入国した外国人は昨年同期比23.83%増の1万1600人に達しました。中でも多いのは韓国、マレーシア、シンガポール、米国、日本からの入国者です。ビザなし入国者は前年同期比158.83%増の4200人でした。
入境者の60%以上の来訪目的は観光でした。武漢市内の東湖桜園、武漢大学などの桜の名所はすでに満開期を迎えており、外国人観光客にとっては何はともあれ訪れる人気の目的地になっています。
米国から来た観光客の一人は、「米国では桜の木がとても少ない。武漢の桜の花と建物は本当にきれいだ。武漢では自然の景観と都市の景観が互いに引き立て合っている。武漢の食べ物も大好きだ。特に好きなのは武漢名物の熱乾麺(ゆでた小麦の麺を胡麻ソース、ザーサイ、ネギ、コショウであえた料理)だ」と話しました。
中国はこれまで、2かカ国と相互ビザ免除を実現させたほか、38か国を対象に一方通行的なビザ免除政策を実施しています。滞在期間は30日間までです。また、54か国を対象に滞在時間が240時間(10日間)までのトランジットビザなしの入国を認める政策を適用しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News