【3月25日 AFP】韓国当局は25日、各地で相次いでいる山火事が夜間に勢いを増したと発表した。乾燥と強風により、消火活動に支障が出ている。

韓国では先週末から十数か所で山火事が発生。行政安全相のコ・ギドン長官代行によると、これまでに4人が死亡し、少なくとも11人が重傷を負った。また3000人以上が避難所に身を寄せている。

被災面積は約1万5000ヘクタールで、被災規模は同国史上3番目となっている。

コ氏は災害安全会議で「強風、乾燥、煙霧が消火活動を妨げている」と報告。政府は「可能な限りすべてのリソースを動員している」とし、この日はヘリコプター110機と消防士6700人超が投入されると述べた。(c)AFP