【3月5日 AFP】サッカー元女子日本代表で2011年のW杯を制したFW永里優季(37)が、現役引退を表明した。

日本、ドイツ、イングランド、米国、オーストラリアのチームを渡り歩き、2020年には神奈川県リーグの男子チーム「はやぶさイレブン」でプレーして歴史をつくった。

永里はソーシャルメデイアで、「すっきりした穏やかな気持ち」で引退すると発表し、「最後の一滴」まで全力を出し尽くしたとつづった。

日本代表では通算132試合に出場し、澤穂希に次ぐ歴代2位の58ゴールを記録した。12年のロンドン五輪では銀メダルを獲得。ドイツのポツダムでは10年に欧州チャンピオンズリーグ制覇を果たした。

欧州ではイングランドのチェルシー、ドイツのボルフスブルクとフランクフルトでもプレーし、17年に米国へ移籍した。(c)AFP