【3月4日 AFP】24-25イタリア・セリエAは3日、第27節の試合が行われ、ユベントスは2-0でエラス・ベローナを下した。これで欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位をキープし、ファンの不満を和らげた。

ユベントスは72分にケフラン・テュラムが先制ゴールを決めると、終了間際にトゥーン・コープマイネルスが追加点を挙げ、下位に沈むベローナを退けた。

これでリーグ戦5連勝とし、前日にACミランに勝利して暫定4位に浮上していたラツィオを勝ち点で2ポイント上回った。次週は3ポイント差の3位につけるアタランタをホームに迎える。

ユベントスは前週のイタリア杯で下位エンポリの前に敗退しており、この日のハーフタイムには怒りを募らせていたホームのファンからブーイングを受けた。

チームは今季からマッシミリアーノ・アレグリ前監督に代わってティアゴ・モッタ監督が指揮を執り、スクデット(リーグ優勝)と欧州チャンピオンズリーグでの上位進出を目指してチーム再編成に多額の資金を投入したにもかかわらず、ここまでは不振が続いている。

欧州チャンピオンズリーグではノックアウトフェーズプレーオフでPSVアイントホーフェン(オランダ)に敗れ、リーグ戦でも首位インテルに6ポイント差をつけられている。

要求の厳しいサポーターは2日夜、チームが滞在するホテルの外で抗議を行い、この日も試合前にモッタ監督に汚い言葉を浴びせた。(c)AFP