マスク氏、バンス氏を「未来の大統領」と称賛
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【3月1日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏は2月28日、J・D・バンス副大統領がいつかドナルド・トランプ大統領の後を継いで、「未来の大統領」になるとの考えを示した。
マスク氏はX(旧ツイッター)でバンス氏について、「史上最高の副大統領で、未来の米国大統領」と称賛した。
マスク氏は先週も同様のメッセージを投稿し、「史上最高の副大統領だ。願わくば、将来わが国の大統領になってほしい」と述べていた。
マスク氏はトランプ政権で「特別政府職員」または「大統領上級顧問」として「政府効率化省(DOGE)」を率いており、トランプ氏の就任以降、傍らにいる機会はバンス氏よりも多い。
バンス氏は副大統領としては米史上3番目に若く、政治経験は最も浅い一人で、上院議員を1期しか務めていない。
ベストセラー作家だったバンス氏のトランプ氏に対する考え方は、トランプ政権1期目以降、様変わりしている。
バンス氏は、2016年大統領選の際は、「ネバー・トランパー」と呼ばれる反トランプ派で、同氏を「道徳的厄災」と呼び、ナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーになぞらえていた。
だが、2022年連邦上院議員選でトランプ氏の支持を取り付けてオハイオ州の議席を勝ち取り、政界入りすると、態度を一変させた。(c)AFP