京都・万福寺で隠元禅師生誕432周年の記念茶会
このニュースをシェア
【11月5日 Xinhua News】京都府宇治市の黄檗(おうばく)宗大本山万福寺で4日、同寺を開いた隠元禅師の生誕432周年を記念する「隠元禅師大茶会 茶和天下」が開かれた。黄檗宗の近藤博道管長、宇治市の松村淳子市長、在大阪中国総領事館の方煒(ほう・い)副総領事、中国駐大阪観光代表処の馬暁琛(ば・ぎょうしん)首席代表ら中日両国の関係者が出席した。
明末清初に中国から日本に渡り、黄檗宗を開いた隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師は同寺で1673年に82歳で入寂した。隠元禅師は中日文化交流の道を切り開き、両国での仏教の伝承と発展に大きく貢献した。
今回のイベントは黄檗宗大本山万福寺、中国駐大阪観光代表処、日中茶文化交流協会が共催し、日本文化庁、宇治市が後援。多くの人々に茶文化を体験してもらうため、会場には浙江省や武夷山、「茶馬古道(雲南・四川・西蔵などを結んでいた茶と馬の交易路)」などの特色ある茶文化の体験エリアが設けられた。(c)Xinhua News/AFPBB News