【10月21日 AFP】サッカードイツ・ブンデスリーガ1部のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は20日、所属するナイジェリア代表FWビクター・ボニフェイス(Victor Boniface)が交通事故に巻き込まれ、「軽傷を負った」と発表した。

 ボニフェイスは事故で大破した車の動画や写真をソーシャルメディアに投稿。カメラを見つめ、血が滴っていると思われる腕を見せる姿が映っていたが、その後投稿は削除された。

 独紙ビルトは、ボニフェイスがフランクフルト空港(Frankfurt airport)に友人を迎えに行く途中、トラックと衝突したと報じている。レバークーゼンは同紙に対し、ボニフェイスは病院で検査を受けており、「元気」だとコメントしている。

 ボニフェイスはこの日、ソーシャルメディアに「神は最高」「私の時はまだ来ていないと神は言っている」と投稿した。

 トラックの運転手は負傷していないが、被害総額は約20万ユーロ(約3250万円)と見積もられている。

 ボニフェイスは昨季レバークーゼンに加入し、チームの無敗リーグ優勝とドイツカップ(German Cup 2023-24)制覇の2冠達成に大きく貢献し、ナイジェリア代表にも初招集されていた。

 19日に行われたフランクフルト(Eintracht Frankfurt)とのリーグ戦ではPKを外したものの、ヘディングで決勝点を挙げてチームを2-1の勝利に導いており、今季は公式戦10試合で7ゴールを記録している。

 チームは23日に敵地で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)のスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)戦に臨むことになっている。(c)AFP