【9月11日 CNS】2024年太原エネルギー・低炭素発展フォーラム(Taiyuan Energy Low Carbon Development Forum)が10日から11日にかけて山西省(Shanxi)太原市(Taiyuan)で開催され、その中で「2024年世界新エネルギー企業トップ500競争力分析報告書」(以下、報告書)が発表され、中国企業がトップ20社のうち12社を占めた。

 この報告書は、中国エネルギー経済研究院が世界の主要な新エネルギー企業の競争力を研究して作成したものである。

 報告書によると、2024年の世界の新エネルギー企業上位500社のうち、新興市場国の企業数は296社に達し、前年の291社から5社増加し、優位性がさらに拡大した。

 新興市場国の企業の営業総利益は5兆7900億元(約115兆2014億円)に達し、前年の4兆8800億元(約97兆964億円)より9100億元(約18兆1060億円)増加した。一方、先進国の企業の営業総利益は3兆7500億元(約74兆6130億円)で、前年の3兆7900億元(約75兆4089億円)より400億元(約7958億7500万円)の微減となり、両者の差はさらに広がった。

 企業の平均規模について、2024年の世界の新エネルギー企業トップ500社のうち、新興市場国の企業の平均規模は195.69億元(約3893億6048万円)で、前年より16.75パーセント増加し、先進国の企業の平均規模は183.74億元(約3655億8380万円)に達し、前年より1.42パーセント増加した。

 全体として、2024年の世界新エネルギー企業上位500社のうち、新興市場国の企業数と営業総収入は先進国をはるかに上回り、企業規模は先進国を引き離し始めており、新興市場国の総合的な優位性はますます明白になっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News